社長ほっとメッセージ

社長ほっとメッセージ 令和4年5月

皆さんこんにちは!コロナ禍となって初めて制約のないGWを迎えましたね。皆さんいかがお過ごしでしょうか?私は先日、映画「ドライブマイカー」を観てきました。村上春樹の同名小説を作品にしたこの映画は、米アカデミー賞の国際長編映画賞を受賞しました。物語は…舞台俳優の主人公(演じるは西島秀俊)は、脚本家として活躍する妻(演じるは霧島れいか)と一見、幸せそうに暮らしていましたが、ある日偶然、妻と若い俳優(演じるは岡田将生)との浮気現場を目撃します。なぜか主人公は妻に問いただすことをしません。そのうち、妻はくも膜下出血で突然この世を去ってしまいます。2年後…喪失感を抱えた主人公は、広島での演劇祭にて演出家としてオーディションを行います。そこに現れた俳優に彼は動揺しました。妻の浮気相手だった若者だったからです…。3時間近い映画でしたが、色んなことを考え、感じさせる映画でした。主人公と妻は幼い子どもを病気で亡くしており、「妻が浮気をするのは喪失感を埋めるためだったのだろうか」「夫婦関係でも相手を完全に理解することはできない」等々。確実に言えるのは、人は、「人との関係において成り立っている」ということです。コロナ禍は人との距離を遠ざけました。だからこそ多くの人の共感を呼んだ映画と感じました。興味のある方はぜひ映画館で。

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