皆さんこんにちは!
最近コロナで休みの日は映画ばかり見ております。
この前は「ジャンク・ヘッド」という映画を観ました。映画づくりを独学で学んだ大分県出身の孤高のクリエーター堀貴秀。
本職は内装業。仕事の合間にたった一人で制作を始め、7年の歳月をかけて完成させたストップモーションアニメ。キャラクターの人形を少しずつ動かしながらコマ撮りしていく、総コマ数14万、フィギュアは全て手作り、気が遠くなるような作業です。
物語は…「人類の未来、環境破壊が止まらず、もはや地上は住めないほど汚染された。人類は地下開発を目指し、その労働力として人口生命体マリガンを創造する。
ところが、自我に目覚めたマリガンが人類に反乱、地下を乗っ取ってしまう。それから1600年・・人類に新種のウイルスが襲いかかり絶滅の危機に瀕した人類は、地下で独自に進化を遂げたマリガンの調査を開始する。政府が募集した地下調査員に一人のダンス教師が名乗りを上げた・・」文句なく面白かったです!登場するフィギュアにくせがあり、何とも言えない魅力があります。これを一人で作り上げた熱意と狂気ともいえる創作意欲は圧巻です!
「ジャンク・ヘッド」は米ファンタジア国際映画祭で最優秀長編アニメーション賞を受賞。この受賞に堀貴秀は「この作品がつくれたのは、それまで大したことができなかった僕があきらめなかったからです。」多くの方に観て頂きたい作品です!